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田舎暮らし?持続可能な生活?いやいや、まず楽しむことでしょ〜田んぼカフェ(木更津市)


田植えの手伝いをした時にお世話になったやまのさんの本拠地、田んぼカフェ。

※現在、田んぼカフェは鋭意建設中で、イベントなどの不定期の営業となっています。
イベント開催時はこちらのサイトでも改めてお知らせします。



ご覧のとおり、見渡す限り田んぼ。知らぬ間にウッドデッキができてました。
遠くでは誰が教えたわけでもなく、子供達が田んぼで遊んでる。
やまのさん曰く「この光景を見るためにここに来たようなもんだよね〜」



カフェと併設して耕す 木更津農場の野菜も。
農場の親鶏を使用して新しく発売された無添加ソーセージは、この日のハンガリー料理にも使われていました。
「卵は完売だね〜」(やまのさん)



「田んぼカフェ」そのものはまだ工事中で、先日紹介したように海外国内問わず外部から人を受け入れて
手伝ってもらいながらスポットでこの日のようにイベント的にカフェをやったりしているのですが、
このメニューも海外からやってきたウーファーが書いたもの。上達が早い。
やまのさんに聞くと、日本にくる前に勉強していたのもあるけど、
とりあえず物怖じしないでなんでも喋って試してみているそうだ。
そのせいで時々意味がちっともわからない日本語で笑わせてくれることもあるそうだけど、
それが上達が早い一番の要因なのかもしれないですね。



田んぼカフェ全景。
もともと塗装屋さんの倉庫で、資材などでいっぱいだったそうですが、
麻袋に籾殻詰めて、土壁をつくり、飼料袋を天井に敷き、ここまでつくりあげました。
この日はけっこう蒸し暑かったのですが、この中はとても涼しい。



コーヒーを淹れるやまのさん
鴨川の藁珈琲洞さんから珈琲の手ほどきを受けたとのこと。
木更津アウトレットの催事等にも出店し、少しずつその存在が界隈の方々に知られることとなっています


遊びに来ていたゴン太郎。じつにいい子です。



ザリガニを捕まえたり、木材を自分で切って刀をつくったり、創意工夫して遊ぶこども。
そういえば自分が子供の頃もこういうのしたことある。
カエルの尻にストローを差して空気を入れて膨らませたり、とか。
…まあ、それがいいことかどうかは置いといて…

じつはこの子達、木更津の社会館保育園に通ってる子が多いそうなんです。
ここの保育園の方針がすごい。

① 子供たちは、内容を問わず自己発見(あっそうか!)が推奨され、
自ら課題・問題設定(なにこれ?)をする事が許される
② 自ら設定した課題を達成するプロセスを、子供たちは再び自己選択・決定(どうしようかな?)しなければならない
などなど。

DSやPSPで遊んでる子供はいなかったです。
昔、マリンスタジアムで野球観ないで下向いてずーっとDSやってる子を諭した(可能な限り柔らかい表現をさせてください)
ことがあったのですが、この子らはぼくが教えてもらうくらいですね。
でも、保育園の方針から一転、小学校は普通の小学校に上がるから、文化が違い過ぎて不安、と
親御さんの一人が仰ってました。そこはこれから折り合っていかなきゃいけないんでしょうね。

地方回帰の時代、と言われ、田舎暮らしのノウハウ、持続可能な社会をつくる、など
いろいろ言われてはいますが、ぼくはこのサイトでもお伝えしているように人、職、食、住が大事だと思っているんです。
特に人の部分は、アンケート取っても「地域コミュニティの再構築が大事」と思ってる人が多くいて、
懐古趣味ではないですけど、醤油の貸し借りとか当たり前に笑ってできる文化でもいいのかなあとは思うし、
やまのさんのような「つなぐ人」「人が集まる人」が必要とされる時がこれからもっとくるんだろうな、と思います。

田んぼカフェのイベントがまたある時は、こちらでもお知らせするのでお楽しみに。

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