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名水のまち・君津久留里がおもしろく〜久留里ミュージアム(君津市)


こちらも少し前の話になりますが、
Facebook等でメッセージを頂いたことがきっかけで
君津市向郷にある「久留里ミュージアム」に行ってきました。



2棟ありまして、右がいわゆるミュージアム、というかギャラリー、というか。

左はカフェをやっていまして、「くるりぱん」というお店です。

きっかけはこちらの運営をされている方からのメッセージで、
米国ポートランドのまちづくりの話や、書籍「グリーンネイバーフッド」の話をしていく中で
お話が合い、耕す 木更津農場に遊びに来ていただいたり、こちらのギャラリーに遊びに行ったり、という流れです。

先日はご自宅にもお呼ばれされました。
いわゆる古民家ですが、独自にものすごくオシャレにいじってました。
ああいうお家に住みたいと改めて思いました…



ギャラリー内。
現在は仕切りを入れて物販スペースなどもつくっているそうです。

仕切りはホームセンター(いわゆる「ジョイ本」)で資材を購入して自分達でやったそうです。







物販の一部。

地元の食材や種の販売だけではなく、
イベントとして瓶詰め保存食の交換会なども行っていらっしゃるとのこと。

保存食の瓶詰めを作って交換する事で
自分たちの口に入っていくものを意識して大切にしていく。
そして、もとになる農業や環境も、大切にしていく。
ものを作る楽しさを共有していく。


という願いが込められています。

木更津・君津だけでなく、栃木・吉祥寺・平塚など遠方から来られるお客様もいるそうです。
共感してくださる方にとって距離なんか関係ないんですね。



そしてそして今回感銘を受けたのはこちら。

山形生まれ、ご家庭の事情で君津に移り住み、
70歳を過ぎて字を覚え、90歳を過ぎて個展を開くまでとなった斉藤けさ江さん。

わたくし手ぬぐいを購入したのですが、それがこちら。



それまで田んぼと畑、あるいは山の手入れなど、「農」の世界のみで暮らしてきていて、
70過ぎまで字に触れることはほんとうに無かったそうです。

それがご主人が病気になったことがきっかけで、
医師とのやり取り、あるいはお孫さんとのやり取りなどで
メモを取り始め、日記を書き始め、勧められて筆で絵を描き始め。

もちろん誰からも教わったことも無かったでしょうから基礎なんてありません。
けれど自分の心の赴くままにのびのびと書いていたそうです。

自分の心に正直に好きなこと、正しいと思うことをやり続けることの大事さを
改めて教えてもらったような気がしました。



デッキもありまして。広くとってあります。

保存食の交換会と同じタイミングで野菜や雑貨も売ったら面白い、と思ったり。



「くるりぱん」のメニュー。

「緑のたまご」はいわゆる「アロウカナ」ですね。
君津界隈の方には馴染みがあると思いますが、殻の色が緑とも青とも言えるような卵です。

この日はカフェにお邪魔することが出来なかったのですが、また次回…

以前伺った「郷里」さんや「旅ヲスル木」さんも久留里にありますので、
カフェ巡りというお題目で回ってみてもよろしいのではないでしょうか。

「久留里の名水」を使った商品開発など、まちおこしにも積極的な久留里。

なにやら面白い匂いがします。

久留里ミュージアム Facebookページ
営業時間 火〜日 11〜18時
君津市向郷字一念坊1558-1-2
(カーナビへの入力は君津市向郷1595-1と入力してください)

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