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よそもの、わかもの、ばかものがリアルに躍動する〜短期滞在型古民家 四兵衛殿(富津市)


ちなみに、「四兵衛殿」で「しへえどん」と呼びます。念のため。

というわけで、富津は金谷のまちおこしの拠点「金谷ベース」が企画運営をしてる
短期滞在型古民家「四兵衛殿」に行ってきました。

遅れて行ったので、着いたらいきなり鍋でした(笑)

耕す 木更津農場の野菜たち!



この日は二拠点生活を推奨しようという団体「ニキョティ」の会合、のようなものでした。
いや、ただの飲み会かな…(笑)
そもそもぼくはこの団体にこの日までなんにも関わったことは無いのですが、
お友達が数人いる関係上お呼ばれされることになりまして。



夜だから尚更ですけどけっこう雰囲気あります。

ここの管理人をしてる藤田晋二くん(しんじくん)は
もともとは東京の大学に通う大学生で、超サッカー小僧だった(めちゃくちゃ上手い)のですが、
耕す 木更津農場に大学の先輩がいたという繋がりで農場の仕事を手伝うようになり、
耕す 木更津農場の別のスタッフと繋がりがあった金谷ベースでも手伝いをしたり、という流れがきっかけで、
現状に至る、というわけです。
(この古民家プロジェクトは「やってみない?」「やります!」というごく簡潔な流れで、
後々「なめてました」と思うことになったらしいですが…(笑)



天井は当初この柱のところで板が張られていたらしくけっこう低かったらしいですが、
思いきって全部ひっぺがしちゃったらこうなった、ということです。
だいぶ高さがあって広く感じました。雨漏りもしないそうです。



もちろん始まったばかりのプロジェクトなので現在進行形の場所もあり。

そもそも、千葉大学工学部建築学科の方々が金谷の街を研究テーマとしていたらしく、
そこの学生さんや、金谷ベースの人々、金谷ベースに遊びに来る人々、地元の大工さんなどと協力して
リノベーションを進めている、とのこと。

最近は大枠が出来上がったので細かいところをしんじくん1人で本人曰く「ちまちまと」やっています。
ご苦労様です!





壁も多分に漏れず自分達で塗ったそうです。
近隣の「要らないもの」を引き取って玄関付近に置いているそうですが、本格稼動はこれから、ですね。



築150年ならでは、ですよね。こういうのって直さないほうがかえっていいのかな?



ここも客室になるそうです。
いつでもミーティング始められそうな雰囲気。
電気消すと途中から稲川淳二とか出てきそうではありますが。



食後のおやつ。

その名も「富津っんロール」!

ジンジャー味なんですけど(ロールケーキでジンジャー味って言われてもなんのこっちゃと思うでしょうが)
すごいジンジャー味の押しの強さです。

ちなみにもう市販されてます。
富津っ子」さんで誕生秘話が記事にしてありますのでご覧になってください。

今後本格的に稼動していく四兵衛殿の今後の構想については

移住を検討している人にとっての体験の場
金谷ベースなどのオフィスワーカー(クリエイター)の宿泊施設
外国人観光客などの宿泊施設

など、諸々プランがあるようです。

金谷でも空き家の問題は課題として挙っているようで、これをどう活用していくか、
若者と重鎮の間で何度も話をしてきており、その第一歩がこのプロジェクトというわけ。

金谷の若者、特に金谷ベースの方々は他所から来た方が殆どで、
(もちろん富津の生まれの人もいますが)
新しいことを始めていく過程で実に大変なことが多いんじゃないかな、と
思ったりします(勝手な想像ですけど)

でも、そこを若いこそのパワーと面白がることで突破しようとしてる匂いがすごいしてて、
こうでないと街って凝り固まってしまうんじゃないかな、と思っています。

学生の頃に比べるとどうしても理屈で、頭でっかちに考えてしまうところもあるんですけど、
自分の主戦場にもこういう空気をある程度持っていきたい、と30超えのおじさんは思うわけであります。

金谷ベース 四兵衛殿ページ

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